ここからは多項式の世界を離れて、整数の世界にもどります。自然数を固定し、整数をで割った余りからなる世界-剰余類といいます-を扱います。剰余類は日常生活でもたくさんでてきます。例えば、曜日は日付に適当を順番をいれてを7で割った余り考えたものとできます。つまり、周期を考えることといえるのです。
剰余類には、 が自然に定義でき環になります。 さらにが素数のときはが定義でき体になります。