整数に対しを法とする合同関係は同値関係となるため、整数を合同関係によって同値類に分類することができます。この同値類のことをnを法とする合同類(congruence class)といいます。剰余類(residue class)ともいいますが、剰余類はもう少し広い概念としても使いますので、ここでは合同類という用語を使います。このように合同類と合同類との用語を分けると、合同類は合同類の1種であることがわかります。(例3.1.29参照)
を法とする合同類は、整数を
を法とする合同関係で分類するものです。すなわち、整数を
で割った余りが等しいものどおで分類することになります。
で割ったときの余りが
と等しくなる整数からなる集合を
とします。
を法とする合同類からなる集合、つまり整数
を
を法とする合同関係による商集合を
と記載します。
は
を要素とする集合です。
Takashi