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2.4.5 mod pの性質
2
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5
平方剰余の相互法則
前節では合同式の基礎を学びました。素数
に関し
を法とする合同式では四則演算が定義できること、
が互いに素のとき、
は解が
で一意的に定まることを学びました(
中国剰余定理
)。これは1次式に関しては
と
が独立しており別々の世界であることを意味しています。
本節では2次式
に解があるか否かを考えます。1次式では必ず解がありましたが、2次式にするとそうは行きません。2次式を考えることにより
の世界と
の世界との微妙で美しい世界が見えてきます。
2
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5
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1
ルジャンドルの記号
2
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5
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2
平方剰余の相互法則
2
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5
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3
ガウス和
2
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5
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4
第2補充法則の証明
2
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5
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5
平方剰余の相互法則の証明
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Takashi
平成24年5月27日